lovelove♡story 2
そして、そのうち9時になった。
大学生のバイトの人に引き継ぎをして、急いで玄関口に向かう。
東条くんは自動ドアをでてすぐ右のところに立っていた。
「あ、東条くん‥ごめん待たせて。」
「大丈夫です。」
私は重い口をひらいた。
「‥あの‥
ごめんなさい!!
私、五十嵐と間違えてて‥
その前にお酒飲んじゃってっ‥
あの、
とにかく間違えであんなことしちゃってごめんなさい。」
わたしは頭をさげる。
こわくて顔をあげられない。
「うん。なんとなく気づいてました‥彼氏さんと間違えてるんだろうなって。」
「ごめんっ‥ほんとあんな恥ずかしいこと‥」