泣いていたのは、僕だった。~零~
遇~record~

side創



放っておけばよかったのに。


男が諦めたように、


「俺なんて死んだ方がいいのかもな。生きているだけ無駄だしよ……」


そう言った瞬間、目の前が真っ赤になった。




この男は何を言っているんだろう?


絶対に死なせてやるもんか。



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