愛の味

でも・・・!



先生は無言で皿を置き、私の手をとった。




「せ…」
「君の料理はいつからか格段とうまくなったね」



えっ?

そんな覚えは…




「すぐにわかったよ。
彼氏のために作られていたのがいつからか僕のために変わったことに」



っ--!


わかって…いてくれた…?



こみ上げる嬉しさで胸がいっぱいだった。



幸せが目の前にある。


けど私は--






「さぁ・・・始めようか」








Fin.

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