あなたなら怖くない




「--で?それで俺のとこ来たわけ?」



そう腐れ縁のコイツを前に私は大きく頷いた。



2人で写メをとりたがった彼氏。


だけど私は怖くて、それで喧嘩してしまってここにやって来たのだ。





「まぁ、なんというか… バカだな」



“グサッ!”



「なっなによ!バカって」


「だってそうだろ。そんなくだらねぇ理由でこんな時間に俺の家来たのかよ」

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