あなたなら怖くない

確かに1人で出歩く時間じゃないけど!



ちなみにこれが初めてじゃなくて何かがあるとコイツの家に逃げ込む私。


その度に、またかよっていう顔がむかつく。



けど・・・




「・・仕方ねぇか。お前にとっては重要な問題だもんな」




コイツだけなんだ。



私の恐怖症をけなすことも否定もせずに受け入れてくれた人は--




「ま、あれだ」


コイツは立ちあがって棚の上のカメラを手に取った。




「慣れが1番だろ」


「…うん」


そう言ってコイツはシャッターをきった。

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