あの双子が恋をした

□クラスメイト



大地sideー




2組……………
スポーツ万能っぽいやつばかりだ!


なかいいやついねーし。


なんか、ここで過ごせる自信なくした。




黒板に貼られた紙を見て席を探す。



28番……28番……あ、後ろのほう!



よしゃ。



教室を見渡して自分の席を見ると



誰かが座っていた



女だ。



行きずれーなー




はぁ。まぁいいや、行こう。




「…………あの、どいてくれる?」



俺は夢中で話していた女に話しかけた



「……あ?」




パッと目があった。



何?




あ、赤くなった。



惚れたの?




「聞いてる?」



「あ、ごめんなさいっ。どうぞっ」



「ありがと。
ごめんな、話とぎらせちゃって」




「い、いえっ」



そう言って自分の席に戻った女



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