あの双子が恋をした


「きーみー」



肩を叩かれ後を振り替えると
黒髪の男がいた。



あ、さっきここに座ってたやつと
喋ってたやつだ。



「なに?」




「それ地毛?」




なんだコイツ




「あぁ、一応」




俺の髪の色。




金髪っぽい茶色




母さんの遺伝。




あんま好きじゃねーけど…



でも、これは俺である証拠。



だから、染めてない。




「すげーな、それで染めてねーなんて」













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