極上☆ラブパワー
あの日僕が、見合い相手に見立てを頼んで買ったものだ
見合い相手の令嬢は、僕の要求に嫌な顔1つしない
それはそれは気が利くいい女だった
僕の妻にするには最適な相手だ
「違う。ただ…」
「ただ?なんだ?」
「その、高そうだったから…」
は?
そんなことが理由か?
青条皐雅が女のためにプレゼントしたんだぞ
「…僕の気持ちは関係なしか?」
「え?」
「僕の気持ちは受け取らない気か?なんてふざけた女なんだ」
「気持ちって…?」
「それは……」