極上☆ラブパワー
「………出なくていいのか?」
岳さんが紅茶を入れながらあたしを見た
「……うん、いいの」
あれからすぐにシェアハウスに帰ってきた
泣きじゃくるあたしを、岳さんは驚きながらも優しく慰めてくれた
事情は聞かれなかったけど、たぶんわかってる
……この状況を見れば
「でも、さっきからお前を呼んでるぞ?」
「…いないって言って」
泣きはらした顔をあの人にだけは、絶対に見られたくないから
メニュー