極上☆ラブパワー
このコテージは、元々宿泊用だったから部屋が5つある
あたし達4人はそれぞれ別の部屋に住んでいて、残った1つは物置部屋だ
「あぁー疲れたぁ」
部屋に入り、ベッドに倒れ込むと浮かぶのはさっき助けてくれた男の人の顔
綺麗にスーツを着こなした、きっとあたしより年上の…
助けて貰ってから慌てて追いかけたけど、そこにはもうその人の姿はなくて
森を通って帰る気にもならなくて、そのまま街をフラフラしていた
もしかしたら会えるんじゃないかって、期待してたから
でもやっぱり会えなかったんだ
…確か所用が入ったって言ってたっけ
会えるわけないか…と結局諦めて戻ってきた