護り人
「よーしやるか」

梨沙は腕を捲って言った。
「えらい気合い入ってるね」

「当たり前じゃない。こんな時こそお手伝いしなきゃ」

梨沙は言うとハタキを持って入っていく。

頼人も中に入った。

蔵には二階があり、二階の荷物はほぼ出していた。

「トトちゃん、荷物全部出したらいいんだよね?」

「そうだな。出してから蔵を掃除して荷物を直して行こうか」

「うん」

梨沙と禮人は荷物を出していく。

動くたんびに埃がまい、禮人はくしゃみが止まらなくなってしまった。

「ダメだ。ちょっとマスク持ってくる」

「トトちゃん逃げたら言いつけるから」

梨沙がジロリと睨む。

「逃げたりしないよ。すぐ戻るから」

頼人は慌てて走って家に戻った。
梨沙はテキパキと巻物や木の箱、ツボを外に運んでいった。「よーしやるか」

梨沙は腕を捲って言った。
「えらい気合い入ってるね」

「当たり前じゃない。こんな時こそお手伝いしなきゃ」

梨沙は言うとハタキを持って入っていく。

頼人も中に入った。

蔵には二階があり、二階の荷物はほぼ出していた。

「トトちゃん、荷物全部出したらいいんだよね?」

「そうだな。出してから蔵を掃除して荷物を直して行こうか」

「うん」

梨沙と禮人は荷物を出していく。

動くたんびに埃がまい、禮人はくしゃみが止まらなくなってしまった。

「ダメだ。ちょっとマスク持ってくる」

「トトちゃん逃げたら言いつけるから」

梨沙がジロリと睨む。

「逃げたりしないよ。すぐ戻るから」

頼人は慌てて走って家に戻った。
梨沙はテキパキと巻物や木の箱、ツボを外に運んでいった。
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