悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
やったー!
一位だ!
対抗リレーで一位だ!
『それに続いて白ブロック、そして赤ブロックがゴール!
三ブロックとも白熱した闘いでした!
ん?
ここでお知らせがあります。
吹奏楽部、高宮さん。
高宮優さん、支給吹奏楽部テントへ。』
ひゃー!忘れてた!
やばい!閉会式!
先生に怒られる!
膝の痛みを無視してテントへ。
「優ちゃん!」
「ご、ごめん!
決して忘れてたいたわけじゃないんだよ!」
「あ、うん。
忘れてたいたんだね。」
「………」
「いいよ、そんなの。
対抗リレーに出てたんだから。
はい、楽器。」
「ありがとう、夏樹ちゃん!」