悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


「そうよ、高宮さんってば対抗リレーを走っちゃって、痛かったでしょに。

私がやろうか?」




「あ、いや、常盤君がやってくれました。」




「あら、そうだったの。」




「はい。
では帰ります。」




お大事にと言われて保健室を出た。




「常盤君、ありがとうね。」




「あぁ、いいよ。
そんぐらい。

じゃあ、俺体育館に行かないといけねぇから。」




「うん、じゃあね。」




今日一日分かった事がある。




常盤君は自己中だけどとても優しい。




俺の仕事はお前の仕事其の二

・……?




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