悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
「お、優じゃん。
委員会お疲れ。」
「椎ちゃんもお疲れ。
広報委員会は終わるのが早いね。」
厚生委員会が終わる頃にはとっくに終わっている広報委員会。
何を話し合っているのだろうか。
「広報委員は厚生委員と違ってやる事がないからね。
今日なんて出席とって終わったよ。」
「………」
広報委員が羨ましい。
「あ、杉浦からの伝言。」
「杉浦?」
杉浦。
一応体育の先生でクラス担任。
イケメンで女子生徒に人気。
「"体育教官室で待つ!"だって。」
「な、何。
その"待つ!"って。
決闘でもあるまいし。」