悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


705、705と……あ、あった。




TOKIWAと書かれた表札が飾られている。




……ひゃー、指が、指が震える!
よし、こういう時は深呼吸!

ふー、ふー、ふー……。

……よっしゃー!




『ピンポーン』




……あれ?
反応『ガンッ!』




……ひぃー!
痛い!鼻が!鼻が!
てか、これ前にもあったよ!
鼻にガンッ!って!

前にもあったよ!




「あれ?
お兄ちゃん、外に誰もいないよ?」




中からはとても可愛らしい声がする。




「いまず。
ここにいまず!」




< 120 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop