悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
「お前、これゲホッ……のためにわざわざ来たのゲホッゲホッ…か?」
来たのか?
「わざわざって……まぁ、そうだけど、杉浦に頼まれて。」
「ふーん、まぁ、ゲホッ……いいや。ゲホッゲホッ……ゲホッ…」
「ちょ、大丈夫?」
さっきから聞いてればめちゃくちゃ咳がきつそう。
「あぁ、ゲホッゲホッ……」
『ガタッ』
「!常盤君!?」
よほどきつかったのか常盤君はいきなり私の方に倒れて来た。