悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
常盤君の部屋に入るのはとても戸惑ったけど今は仕方ない。
ベッドに常盤君を寝かせ布団をかける。
フー…
常盤君の部屋が二階とかだったらどうなっていた事か……。
それにしても常盤君って感じの部屋だな。
今まで取ってきた大会の賞状にバスケットボール。
無駄な物は何一つない。
てか、綺麗すぎじゃない?
普通、今時の中学生の部屋って散らかってるもんじゃないの!?
「ゆうお姉ちゃん、お兄ちゃん大丈夫かな?」
横から聞こえる今にも泣きそうな瑠梨ちゃんの声。
「大丈夫だよ。
あ、瑠梨ちゃん、熱冷まシートとかあるかな?」
「うん!
今持ってくるね!」