悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


淳也side




今休憩中。




「てか、本当に手伝わなくていいわけ?
今頃高宮さん一人でやってるよ、きっと?」




「別に大丈夫だろう。
木村だって一人でやったんだから。」




あの日高宮が帰ってから母さんに聞いた話し。

倒れた俺を部屋まで運んだくれたとか。




「はー、淳也、もっと優しくなりなよ。
ちょっと俺様すぎるよ。」

「いや、かなり俺様すぎる。」




「あ、大志。」




「なんだよ、大志まで。」




現れたのは袴姿の大志。




< 134 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop