悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


「淳也、大丈夫?
いきなり笑い出したりして、どうかしたの?」




「あぁ?何でもなえよ。
てか、こっちに雪玉を飛ばすな。」




「えー、一緒に雪合戦しようぜ。」




「寒い。
俺は帰るぞ。」




「チッ、つれねぇー。」




高宮が天宮なら俺は……




「なぁ、洸祐。
スポーツ推薦の中に何があったっけ?」




「スポーツ推薦?
確か……智隼と泱津と……あ、あと、天宮だ。
でもそれがどうかした?
淳也は智隼にするって言ってなかったっけ?」




「俺変える。」




「は!どこに?」




「俺も洸祐と一緒に天宮受ける。」




智隼に行くより天宮に行った方が楽しくなりそうだし。




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