悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


うひょ〜、バスケ部は既に練習してるよ。

あ、常盤君はっけーん。




「優先輩、こんにちは」




「こんにちはー。」



そうだ、私もちゃんと練習しないと。




……んー、でもやっぱり常盤君が気になる。




よし、ロングトーン一本したら見よう!

よし!




ドーーーー……



集中…



レーーーー……



集中…




ミーーーー……




「そこの人危ない!」




「え?ウギャ!」



ロングトーンに集中するために目を瞑っていた私は目の前から飛んでくるボールをよける事ができず、顔面に直撃してしまった。



< 35 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop