悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
うひょ〜、バスケ部は既に練習してるよ。
あ、常盤君はっけーん。
「優先輩、こんにちは」
「こんにちはー。」
そうだ、私もちゃんと練習しないと。
……んー、でもやっぱり常盤君が気になる。
よし、ロングトーン一本したら見よう!
よし!
ドーーーー……
集中…
レーーーー……
集中…
ミーーーー……
「そこの人危ない!」
「え?ウギャ!」
ロングトーンに集中するために目を瞑っていた私は目の前から飛んでくるボールをよける事ができず、顔面に直撃してしまった。