悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
俺の仕事はお前の仕事? 其の二
ムカつく…
「……優ちゃん?」
ムカつく、ムカつく!
何なのあの態度!
あー、ムカつくしか言葉が出てこない!
寧ろあいつほど"ムカつく"が似合う男はいないと思う。
うん、絶対に!
「優ちゃん!」
「!…へ?」
びっくりしたー。
夏樹ちゃんが大声出すなんて。
「もう、さっきから何回もよんでんだよ!」
「え、そうだったの!?
ごめん、ごめん。」
何回も呼んでたんだ。
全然聞こえなかった。