悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇
「常盤君から伝言があってね"後は任せた"だそうよ。
これだけ言えば分かるって。」
……あいつ……!!!
不覚にもドキドキした私がバカだったわ!
もう何回騙されれば気がすむんだよ!
常盤君の"後は任せた"って言うのはあれだ。
いつもの。
"俺の仕事はお前の仕事"
それからは私が出るものはもうなくずっと救護テントの中で仕事をしていた。
今気づいたけどテントの下だから暑くないし楽かも。
座っとくだけでいいし、膝が痛い私にはとてもいい。
怪我人もあまりいないし。
「……まさかね。
あいつがそんなの考えてるわけがないよ。」