悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇


『プログラム19番。
男子による騎馬戦です。』




あ、私、閉会式の準備に行かないと。




「先生、私、閉会式の準備に行かないと。」




「本当ね。
今までありがとうね。」




一礼して準備室まで向かった。




私ってばすっかり忘れてた。




「あ!いたいた!」




息を切らしながら走って来る椎ちゃん。




「どうしたの、そんなに慌てて。」




「優、大変!
大変なのよ!」




「な、何が?」




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