バラエティオブラブ 【短編集】
あまりに近くに俺の顔があったからか、驚いてちぃさい目を、これでもか!と言う位見開く。
と、同時に首にあった腕を引っ込めた。
「ち、ちか…///」
恥ずかしそうにして、鎖骨ら辺に顔を埋める。
「なつき…」
名前を呼ぶと顔を上げる。
「これから寝る時は、ぎゅーしてやるから」
??
頭にハテナを浮かべながらも
「…やった♪」
と、喜ぶこいつを見て、寝相が悪いのは許してやろう。と密かに思う。