憧れの後輩君
「よーし、少し休憩だ。高坂、ドリンク持ってこい」


「すぐ行きます」


すぐに心咲はテーブルにドリンク容器とカップとをセットしていく。


それに部員達も集まっていく。


「高坂君、本当気が利くよね。可愛いし、彼氏にほしーなー」


「えー。私はもっと男らしい人がいいな」


休憩に入る輪の中から、そんな声が聞こえた。


ああ、アタシもあんな風に話せたらなって思う。
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