憧れの後輩君
「ああ、構わないぞ」


「じゃ、お願いします」


それから5球、10球とトスを上げるが、どれも深い所にきっちり打ち込み、甘い球は1球としてなかった。


「高坂君、すごーい」


次第に部員達から歓声が上がるようになる。


「部長、ありがとうございました」


そんな中で頭を下げる心咲。
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