総長が求めた光 ~Ⅳ獣と姫~
「あ‥‥っと。ありがとう」
「どーいたしまして」
ゆっくりと持ち上げられて、またシュウの膝の上に頭を乗せる形となる。
もちろん、こんなことに慣れていないあたしは、まじまじとシュウの顔を見ていた。
「どうかした?」
視線に気付いたのか、目だけをこちらに向けてあたしの頬を指でつつく。
「いや、なんでこうなってるんだろうって」
「それって、俺と付き合うってやつ?」
「ううん、膝枕」
そう言うと、シュウは、あぁと言ってあたしを起こしてぎゅっと抱きしめた。
「え、え?シュウ?」
頭はパニック状態。
「どーいたしまして」
ゆっくりと持ち上げられて、またシュウの膝の上に頭を乗せる形となる。
もちろん、こんなことに慣れていないあたしは、まじまじとシュウの顔を見ていた。
「どうかした?」
視線に気付いたのか、目だけをこちらに向けてあたしの頬を指でつつく。
「いや、なんでこうなってるんだろうって」
「それって、俺と付き合うってやつ?」
「ううん、膝枕」
そう言うと、シュウは、あぁと言ってあたしを起こしてぎゅっと抱きしめた。
「え、え?シュウ?」
頭はパニック状態。