総長が求めた光 ~Ⅳ獣と姫~
「だ、大丈夫だって!ほらっもう血も止まったし‥‥」


「呼ぼうね?」


うっ‥‥


「は、はい」


その笑顔での威圧は反則だ‥‥


「さて‥‥と‥‥」


ゆらり、まるでヒサのようにゆっくりと立ち上がったルイ。


それを見て、なんだかビクッと動いた3人。


「この状況‥‥‥‥説明してもらおうか‥‥」


なんだか、禍々(まがまが)しいオーラを感じるのはあたしだけでしょうか‥‥


「とりあえず、話しやすいように1列にでも並ぼうか」


『お‥おスッ』


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