総長が求めた光 ~Ⅳ獣と姫~
力になりたいとか、全部を簡単に考えすぎてた
あたしは、もっと2人について知るべきなんだ
なにも、知らないのに力になんて絶対になれない
1歩間違えればただのおせっかいで、最悪シュウたちの心に土足で荒らしてしまうかもしれない
そんなこと、絶対にしたくないっ
あたしは、みんなに笑顔になってほしいから‥‥
「早く出てってくれる」
ユウコの顔も見ずに冷たく言い放つ。
「‥‥クソ兄貴‥‥っ」
ユウコの握りこぶしが震えてる。
「結構だよ」
逃げ出すように、ユウコは部屋から出ていってしまった。
あたしは、もっと2人について知るべきなんだ
なにも、知らないのに力になんて絶対になれない
1歩間違えればただのおせっかいで、最悪シュウたちの心に土足で荒らしてしまうかもしれない
そんなこと、絶対にしたくないっ
あたしは、みんなに笑顔になってほしいから‥‥
「早く出てってくれる」
ユウコの顔も見ずに冷たく言い放つ。
「‥‥クソ兄貴‥‥っ」
ユウコの握りこぶしが震えてる。
「結構だよ」
逃げ出すように、ユウコは部屋から出ていってしまった。