飛行機雲。



「わ、私ね。
初めて会った時、田山くんのことを
もっと知りたいって純粋に思ったの。」


「うん。」


「会うたびいつも嬉しかった。
話さなくてもいい。
見れるだけで、自然と元気がでた。」


「ん。」


「でも、ある日を境に歯止めが
効かなくなった。


話したい。

会いたい。

笑顔がみたい。

って、どんどん気持ちがいい溢れた。」


「うん。」


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