お嬢様の秘密
「花城さん。こちらへ。」
「櫻井さんと仲良く出来ませんか??」
「もう、とっくに仲がよろしいわ。」
アタシはとびっきりのスマイルでそう答えた。
「わかりました。」
先生が引いた。しかし分かっているんだと思う。昨日の事が。
じゃなきゃ呼ばないわ、アタシを。
「花城さん、何をお持ち致しましょうか。。。???」
アタシは迷う。
「じゃぁ。。。」
「イケメン連れて来て。」
みんなビックリしている。
「なるべく早く。。。ね?」
そう言ってアタシは一千万を押し付けた。
「ハイッ!!!!」
その子はダッシュで探しに行った。
「ビンボー人は哀れなこと。。。」
アタシは鼻で笑いながら廊下を歩いて行った。