アイドルにキュン☆!?
そ、その時、




ガチャ




いきなり李保の部屋のドアが開いた。





「うるさいんだけど。静かにしてくれない??」




そして、ドアの向こうから顔をのぞかせたのはお袋だった。





「あー、ごめん。お母さん」




李保がいつもの調子で言った。




李保はお袋がいないときはあの人とかあいつとか言うけど前にいるときはお母さんと言うのだ。





「起こしてごめんな?お袋」




俺がそう言うとお袋は俺の顔をみながら、





「帰って来ていたのね!?跡を継いでくれる気になったの?」





李保には何も言わないで期待している目でそう言った。







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