アイドルにキュン☆!?
あたしの夢。



「あたしの夢は…小さい頃に破り捨てた」



あたしがそう言うと夢斗は目を見開いた。



そう、あたしの夢は小さい頃に破り捨てたのだ。
あたしの小さい頃の夢は、大女優になる事だった。
誰もが憧れる人。
そんな人になりたかった。





「えっ?破り捨てた?」




小さい声で言う夢斗。




「そう、汚い大人にはなりたくなかった」




あたしの家は芸能に関わる仕事。



あたしが芸能人になりたいと言うと、親のおかげでたくさんの人が集まる。





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