それだけ ~先生が好き~










ガラッ・・・












え?





今の何の音?



うつぶせていた顔をあげると、そこにいたのは・・・











先生













正真正銘、先生だ。



どうやったってごまかせない、この状況。



逃げることも出来ない。


私のクラスのドアを開けて立ったまま先生。




目を逸らすことも出来ない。



なんで、ここにいるんだろう。


どうして、ドアを開けたんだろう。





なんで私を・・・見つめたまま動かないんだろう。







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