それだけ ~先生が好き~



「なんだぁ?どうした、甘えてんのか?」




私は背中にぎゅって抱きついて、顔を見せない。


耳も真っ赤だから・・・ばれてるかもしれないけど。




「先生・・・好きです」





今の照れてる気持ちを全部含めて、好き。



ちゃんと伝えておきたかったんだ。





大事にするよ。



先生の唇から伝わった熱。







「うん、俺も好きだよ」








何度聞いても嬉しい。



好き



大好き



それだけだよ。



何があったって、好きだよ。






それだけだからね・・・。






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