それだけ ~先生が好き~
先生は私の逸らした目を逃さずとらえる。
「ウソつくなよ!そ~んな顔して。言いたいんなら言えよ!」
可愛い笑顔でそう言ってくれた。
先生
だめだよ
がんばって我慢してるんだから
もっと
好きに・・・
「・・・?聞かないほうがいい?」
先生
ごめんね
これはやっぱり
言えないよ
「ごめんなさい・・・言えないです。でも、いつか絶対言いますから」
これが私に言える今の気持ち。
いつか、いつか・・・
絶対、言うよ。
その時は
ちゃんと、聞いてね。