それだけ ~先生が好き~
毎日毎日
後ろ姿ばかり、追ってた
今日はあの服だとか
今日は何組の授業だとか
いつの間にか、後ろ姿を追うことが当たり前になってた
それでも、平気だった
だって
先生が笑っているんなら
先生が元気で
シアワセで
いてくれるなら
私は欲張る必要なかった
我慢なんていくらでも出来た
そのはずだったんだ
だけど
だけど
心のどこかで、先生が私を見てくれること期待してた
うさぎのブレスレットがゆれるたび、会いたかった