それだけ ~先生が好き~



涙で濡れたほっぺを


優しく撫でてくれて




そのまま



顔が近づく。







「・・・約束したよな。卒業したら・・・唇にって」







優しく




優しく




触れ合った唇は




少しだけ苦い



先生の味





好き



先生が大好き




唇を離して、笑いあう。




先生の愛、ちゃんと伝わったよ。




これ以上にないくらいの愛・・・





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