晴れのち雨〜ANOTHER STORY〜
次の日
案の定、あの店に来てしまった。
お店の中はお客さんでいっぱいだった。
店に入ろうか迷っていると
「お待ちしてました。結衣さん。」
如月さんが店の扉を開けてくれた。
「あ...」
如月さんの登場に戸惑う。
忙しい時にお邪魔しちゃっていいのかな?
「もう少ししたら空くと思いますので、良かったらそれまで店内でゆっくりして頂けませんか?」
爽やかなスマイル付きで誘われて、
私は断ることなく店内に入ったー