晴れのち雨〜ANOTHER STORY〜


次の日
案の定、あの店に来てしまった。



お店の中はお客さんでいっぱいだった。

店に入ろうか迷っていると


「お待ちしてました。結衣さん。」


如月さんが店の扉を開けてくれた。



「あ...」


如月さんの登場に戸惑う。

忙しい時にお邪魔しちゃっていいのかな?


「もう少ししたら空くと思いますので、良かったらそれまで店内でゆっくりして頂けませんか?」


爽やかなスマイル付きで誘われて、
私は断ることなく店内に入ったー
< 55 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop