晴れのち雨〜ANOTHER STORY〜
「お待たせして、すみません。」
如月さんの元へ駆け寄る。
「謝らないで下さい。まだ15分前ですよ?」
自分の腕時計を見せてくれた。
「でも、如月さんを待たせてしまったので...」
「それは私が楽しみで勝手に早く来てしまっただけなので、気にしないで下さい。」
楽しみだったなんて...
嘘でも嬉しすぎる...
私...今日、キュン死にするかも...
「では行きましょうか。」
如月さんがオススメのお花屋さんに連れてってくれた。