アオ×ソラ2~music is special!!~

勝手に盛り上がってるし。

 「…亜緒はどう思う?
  デビューしたら。」

 「え?
  あたしは…。」

答えに困っていたところで、先生がソラ君の頭を軽く叩いた。

 「はいはい。
  この話はそこまで。
  だいたい、デビューなんて夢の
  また夢だからね。」

瀬名がほっぺたを膨らませた。

 「わかってるよ。
  いいじゃん、たまには夢見たっ
  て。」

 「現実を見ることも大事だけどな。
  来週テストだろ…。」

瀬名の顔が青白くなるのがわかった。

 「…マッシュ。
  ピンチだ。
  オレに勉強教えてください…。」

重傷者が一人。

体育以外1だっけ…、ソラ君。

 「あのさー、テスト期間はさすがに
  集まるのやめない?」

真瞬君に視線が集まった。
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