アオ×ソラ2~music is special!!~

 「あ、寝癖ついてるよ?」

翡波には無関心だった女子も突然こんな風に絡みだすし。

どんどん変わっていってる。

良いとも悪いともいえない。

 「うるせーな…。
  今、亜緒と話あるから。」

文句を言いながらも笑顔の女子。

 「…どうしたの?」

 「やっぱ俺…こーゆーのやだ。
  デビューするかもしれないから
  仲良くしとこうとか。
  そーゆー風に扱われるの嫌だ。」

多分それは…皆同じ。

 『連絡します。
  軽音楽部は至急校長室まで。
  繰り返します…』

井上先生の声で校内放送が流れた。

至急…?

ただ事じゃない…。

 「…呼び出しかよ。」

…今度はなんだろう…?
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