アオ×ソラ2~music is special!!~
「…ここから、またスタート。
だな。」
郁月君の言葉に全員が頷く。
「2年か…。
短いな。」
真瞬君がため息混じりに言う。
「てか、2年にしたのは真瞬君でしょ!」
あたしの言葉に真瞬君はきょとんとした表情を見せた。
「え、なにその顔。」
あたしがそう言うと、全員が吹き出した。
「やー、爆笑!
今の亜緒の顔見たか!?」
ソラ君がおなかを抱えて笑い出す。
「めっちゃ眉毛下がってた!!」
「ちょっと!
馬鹿にしないでよ!」
ソラ君があたしから逃げるように走り出した。
「なんで逃げんのー!?」
よくわからないけど、ソラ君を走って追いかけるあたしがいた。