アオ×ソラ2~music is special!!~
朝
「ほんとによかったの?」
ソラ君の家の前までは来たことがあるけど、中にお邪魔するのは初めてだ。
「え?
なにが?」
「マッシュのこと!」
あぁ…。
さすがにあたしも怒りすぎたとは思ってる。
「だって、ソラ君謝ってるのにさ。
あれはないでしょ!
最低だよ、あれ!」
ソラ君があたしに苦笑いを見せながらため息をついた。
「オレは気にしてない。
むしろオレの失言でしょ、原因!
てか、第一さ?
亜緒が怒ることじゃないでしょ?」
「あたしはソラ君があんな風に言われたのが
悔しいの!
あーゆーこと言われたら黙ってられない。」
ソラ君が困ったように唸り声をあげた。
「…いや、なんかほんと申し訳ない。
オレのせいで…!」