アオ×ソラ2~music is special!!~
軽音部での意見はまとまった。
でも、実際のところ伊藤さんと話さないとどうにもできない問題だ。
「7月に次の曲って言ってたよね。
今は5月…。
話するんなら早い方が…。」
あたしがカレンダーを見ながら言う。
「みんな、ほんとごめん。」
「もういいって!!マッシュ!!
誰一人反対してない!
普通の軽音部でみんな満足ってことだよ!」
ソラ君が真瞬君の背中を力強く叩いた。
ソラ君につられて笑う真瞬君。
真瞬君にいつもの笑顔が戻った。
そんな気がした。