アオ×ソラ2~music is special!!~
「とにかく亜緒は一人で行動しないことだな…。」
瀬名がそう言うとみんなが頷いた。
必然的にしか登下校は真瞬君と。
それに加えて、念の為に防犯ブザーを持ち歩くことにした。
「絶対にそいつが北海道まで追ってくるなんて確信はないけど…話聞いた限り何するかわからないもんな…。」
考えただけで怖い。
そう言って翡波がおでこを右手で抑えた。
「ほんとごめん。
迷惑ばっかりかけて…。」
「ごめんより、ありがとうだよ。
亜緒さん。」
あたしの言葉に葉瑠が優しい笑顔でそう言ってくれた。
「とりあえず…動画はアップロードしないでおこう。
様子見てやってこうぜ。」
真瞬君が今後の活動について説明が終わったところであたし達は帰ることにした。