アオ×ソラ2~music is special!!~
空雅side
「で、ここがこうなってー…。」
…まったくわからない。
「聞いてる?
ソラ?」
「…悪いんだけどさ、オレ馬鹿だ
から何言われてもまったくわか
んないよ。
教えるだけ無駄。」
後藤が少しムッとした顔をした。
「私がやりたくてやってるの。」
「…だとしても。」
亜緒のあのときの顔を思い出す。
さっきからモヤモヤすんの多分これだ。
目、反らしたし。
後藤と二人きりでいるし。
罪悪感たっぷり。
「他にも理由あるでしょ?」
逆にその理由しかないから…。
「…あのさ。」
♪~♪…。