アオ×ソラ2~music is special!!~
「そうなんだ。」
すごく…人の目をしっかり見て話す子なんだな…。
てか、やっぱ似てる。
声はソラ君よりは低いけど透き通った声だし
目だって茶色っぽい瞳がすごくキラキラしてる。
「兄ちゃんの彼女なだけあって
やっぱ可愛いしね?」
「何言って…。」
彼女じゃないよってあたしが否定するとハル君はケラケラと笑った。
「知ってる。
まだ彼女じゃないんですよね?
兄ちゃん言ってたんで。」
「だまされた。」
あたしは軽く頭を抱えた。
「おもしろいですね、亜緒さん。」
「そんなことないから!
てか、これからどうするの?
バス行っちゃったじゃん。」
次のバスまであと1時間はある。
「んー。
じゃあ、亜緒さん話相手になっ
てください。」
「それはいいけど…。」