アオ×ソラ2~music is special!!~

弾けるような笑顔でそんなこと言われたら何も言えない。

 「そう…なのかな…。」

 「絶対そう!!
  俺は少なくともそう思います。」

年下に慰められてる、あたし…。

♪~♪~…。

ソラ君と同じ着信音。

ハル君のケータイだ。

 『ハル!
  いまどこだよ?』

 「学校で居残りあってさ。  
  次のバスで帰る。」

あたしの方をいたずらに見て話した。

 『わかったー。』

 「…声デカいですよね、兄ちゃん。」

 「ふっ…。」

思わず吹き出した。

 「でも、なんか。
  兄ちゃんの彼女と二人きりとか
  軽い罪悪感。」

あたしが違うとすねると、ハル君がまた笑った。
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