アオ×ソラ2~music is special!!~

親父さんにもいっぱい怒られたんだろうな…。

周囲の反対も押し切ったと思うし…。

それでもやりとおすなんてすごいや。

 「…これなんか色々とヤバイと思うよ?
  てか、瀬名の家って結構有名な歌舞伎
  一家だから…。
  テレビとかさ…。」

 「でもさ、仲間だろ?
  瀬名のこと大事に思うんならそこ
  はオレらがカバーしようや!」

あたし達の背中をバンバンと叩いてソラ君が笑顔になった。

 「さ、早く学校行こうぜ!」

 「わかった、わかった。
  あと20分くらい待ってな。」

 「早く準備するね。」

ケータイを見ると瀬名からのメールが来ていた

『色々迷惑かけてゴメン。
 でもやっぱり俺にはベースしかないから。
 俺にはライレフしかないから。』

わかってるよ。

皆きっとわかってくれてるから。
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